ウィーン・フィル/シェーンブルン夏の夜のコンサート2025
2025年05月23日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

ウィーン・フィルとの絆を深めるソヒエフがサマー・ナイトにデビュー
ニューイヤー・コンサートと並ぶウィーン・フィルの名物行事で、ユネスコの世界遺産にも指定されているシェーンブルン宮殿を舞台に行われるオープン・エアの演奏会『ウィーン・フィル・サマー・ナイト・コンサート』。今年は、2023年のウィーン・フィルの日本ツアーを担うなど、ウィーン・フィルとも関係を深めているトゥガン・ソヒエフが初登場。
ビゼー没後150年にあたり代表作『カルメン』と『アルルの女』から3曲が演奏されているほか、ウィーン・フィルの初代指揮者オットー・ニコライの邸宅を模様替えして設立された博物館『音楽の家』創設25年を記念して『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲が取り上げられています。世界的なテノール、ピョートル・ベチャワとウィーン少年合唱団が初参加しています。野外コンサートながら全力投球のウィーン・フィルの熱演が初夏の夜を華やかに彩ります。

トゥガン・ソヒエフは、1977年北オセチアのウラジカフカス生まれ。サンクト・ペテルブルク音楽院でムーシン、テミルカーノフらに師事。1999年プロコフィエフ国際コンクールの指揮部門で最高位。ウィーン・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、N響など世界の一流オーケストラと客演を続け、若手指揮者屈指の存在に。ベルリン・ドイツ響、ボリショイ劇場音楽監督などを歴任。

ピョートル・ベチャワは、ポーランドのクラクフ近郊出身のリリック・テノール。カトヴィツェ音楽大学で声楽を学び、1996年、ドン・オッターヴィオ役でデビュー。チューリッヒを本拠に活動。イタリア・オペラ、フランス・オペラ、ドイツ・オペラをカバーするレパートリーは幅広く、2018年にはバイロイト音楽祭にローエングリン役でデビュー。
*2025/5/14時点でアナウンスされている演奏予定曲目ですが、収録曲目が変更になる可能性があります。(輸入元情報)
【収録情報】
01. オッフェンバック:オペレッタ『地獄のオルフェ(天国と地獄)』〜カンカン
02. オッフェンバック:歌劇『ラインの妖精』〜『一緒においで、歌って踊ろう』
03. ビゼー:劇付随音楽『アルルの女』第2組曲〜ファランドール
04. ビゼー:歌劇『カルメン』〜第3幕への前奏曲
05. ビゼー:歌劇『カルメン』〜ドン・ホセのアリア『お前が投げたこの花は』(花の歌)(第2幕)
06. チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』 Op.71〜花のワルツ
07. グリーグ:『ペール・ギュント』第1組曲 Op.46〜『朝』
08. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第1番ハ長調 Op.46-1
09. マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』〜間奏曲
10. プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』〜カラフのアリア『誰も寝てはならぬ』(第3幕)
11. サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』 Op.47〜バッカナール(第2幕)
12. ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』 Op.24〜ラコッツィ行進曲
13. ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
14. カールマン:オペレッタ『伯爵家令嬢マリツァ』〜タシロ伯爵のアリア『夕べになると』
他、アンコールが予定されています。
ウィーン・フィルによる初録音(01,02,11,14)
ピョートル・ベチャワ(テノール:05,10,14)
ウィーン少年合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
トゥガン・ソヒエフ(指揮)
録音時期:2025年6月13日
録音場所:ウィーン、シェーンブルン宮殿前特設ステージ
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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