『楽園にて〜フォーレとバッハ』　ガブリエル・ドゥルリア（ピアノ）

凄い逸材の登場！ バッハとフォーレの絆を証明

逸材の登場です。2001年ブールジュ生まれのガブリエル・ドゥルリア。ピアノはティベルギアン門下ですが、指揮者としてもブロムシュテットらの指導を受け、2023年10月からアンサンブル・アンテルコンタンポランの副指揮者を務めるほど。さらに作曲の才も示し、いにしえの巨匠のようなオーケストラ名曲の効果的なピアノ編曲も多数行っています。
　デビュー・アルバムはピアニストと編曲家双方の天才性を示すもので、2024年が歿後100年のフォーレと、音楽の父・J.S.バッハを結び付けています。フォーレの『レクィエム』の清澄な「楽園にて」のドゥルリアによる編曲から始まり、深い洞察力で調性、主題そして時に魔法の音楽を産み出す両者の作を交互に披露しています。目の離せない音楽家と申せましょう。（輸入元情報）

【収録情報】
● フォーレ／ドゥルリア編：レクィエム Op.48〜楽園にて
● J.S.バッハ／リスト編：幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542
● フォーレ／ドゥルリア編：『ペレアスとメリザンド』組曲 Op.80（全4曲）
● J.S.バッハ／ドゥルリア編：フーガの技法〜コントラプンクトゥス14（フォーレの思い出に）
● フォーレ：ノクターン第7番嬰ハ短調 Op.74
● フォーレ：ノクターン第11番嬰ヘ短調 Op.104-1
● フォーレ：ノクターン第13番ロ短調 Op.119
● J.S.バッハ／ヘス編：主よ、人の望みの喜びよ

　ガブリエル・ドゥルリア（ピアノ／YAMAHA CFX）

　録音時期：2024年2月26-29日
　録音場所：プロヴァンス・スカラ座
　録音方式：ステレオ（デジタル）
　ディジパック仕様